養鶏のblog

日常など

長崎について

僕の地元は長崎県長崎市である。小中高+浪人までずっとここで過ごしてきた。一般的な長崎市に対する所感は、異国情緒があり、坂が多くて街並みが美しく、夜景が綺麗という点だと思う。後は修学旅行で一度訪れてその後二度と行かないみたいな扱いを受けていると思う。

 

一般的な長崎市のイメージはこんなもんだが、元地元民の感想は以下のとおりである。

 

長崎市には路面電車が通っており、これが非常に便利である。値段も一回乗って降りるだけで140円と安く、行ける範囲もかなり広い。混むときは混むが、朝の通勤とか山の手線みたいなやつよりははるかにマシである。後長崎市は全体的に平野部が狭く、そこに商業施設なども密集している。狭いからか知り合いと遭遇するイベントがごくたまに発生する。人見知りの自分からすればあまりよろしくない所である。

 

文化というか音楽について。長崎はサブカルチャーがあるだの思われがちだが僕はあまりそのようには思えない。レコ屋はあるにはあります。

maps.app.goo.gl

長崎の浜町アーケードという一番でかい商店街の片隅に存在しています。品ぞろえはユニオンとかには劣るけどいい方なんじゃないすかね。レコードが充実してます。

ただ皆さんが知ってるような吉祥寺や高円寺とかにあるアンダーグラウンドな音楽を受け入れてくれそうなライブハウスが無い。大分だとAT HALL、熊本だとNavaroとかが有名だけど、長崎にはそういう所が現状ないっす。

大分 AT HALL ↓

https://www.athall.com/

熊本 Naravo ↓

https://navaro.info/

 

教育について。長崎の学校は全体的に古いしきたりのような厳しい校則だとかが多い。頭がいい学校とかは大体そうである(知りたかったら某長崎の自傷神学校系インフルエンサーとかを参照してください。)。男女交際禁止スマホ禁止だの、この記事を見ている人にはあまり想像できない人が多いかもしれない。教師も教師で、お上からの指示に耐えられなかったのか厳しく教えている人が多い。彼らもストレスを溜めこんで働いているように感じる。僕は地元の私立の中高一貫校に通っていたけど、はー僕の所にも軽音部があったらなー。

 

長崎には規模の大きいお祭りが三つあります。お盆の精霊流しと10月上旬にある長崎くんち、2月上旬のランタンフェスティバルの三つです。この時期になると長崎市民はみんなこれらの行事を見に行きます。精霊流しは故人の遺品を載せたデカい船を親族総出で運んで海に流す行事です。運ぶ際に爆竹をやかましくパンパン鳴らすので、町中戦時中みたいになります。長崎くんちは各町のみこしとか催し物とかを町中に披露するイベントです。みこしを見に行くよりかは港の方で開催されている大規模な出店を楽しむ人が多いですね。ランタンフェスティバルはめっちゃ簡単に言うと中華の雰囲気を感じられる祭りです。(割愛)

 

街並みについて。マジで本当にいいと思います。東京とかのずっと何も高低差のない光景に比べて、散歩する分にはかなり暇を潰せます。後よそと比べて野良猫が多いです。

風頭山から見下ろす長崎市

グラバー園の上付近

こんな感じですぐ上の方から長崎市を見下ろせます。他に中島川沿いを散策するのとかも楽しいですね。散歩途中に壁が富士山の銭湯とかあったら面白そうだけど、あんまりないんですよね。

後は全国的な田舎とそこまで大差ないんじゃないですかね(人のうわさ話が出回るのが早いとか)。山と海が近くて景色がいいのが何より長崎の取柄だと思っているのでアウトドア好きな方にはいいかもしれません。

 

次回は最近長崎市に帰省した時の事を書こうと思います。