朝帰り
一日に縛られるのがやはりバカバカしいと感じたので、夕方~翌日の夜明けくらいまで大学にいる。2/3研究室で、残りは楽器弾いたりして遊んでる。
朝帰るとき、空気が澄んでて、閑静で、超然とした感じが得られた。
この感覚は地元にいた時を思い出す。長らく味わっていなかった懐かしい感覚。
僕がかつて「自然」という言葉にに抱いていたイメージがこんな感じであった。周りは緑に囲まれていていなくても、この感覚を得られることに気づいた。
都会の人が定義する「自然」は自分のイメージとはちょっと違う気がする。たまに「自然」を味わうために公園を目的地にして散歩する。公園には確かに緑に囲まれているが、家族連れやらカップルやら、自分とは縁遠いものを嫌でも見させられる。「自然を味わおう」とかいう薄い言葉に騙された。
僕は過去、思っているよりこの感じに依存していたのかもしれない。思えば静かな空間に行き、静かなピアノの曲を流すことに酔っていた。